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時間をかけずに撃退したい!訪問販売のスマートな断り方とは?

久々のお休みの日。家でずっと眠っていたい…。そんな時に不意に訪問客が来るとちょっと面倒だな、と感じてしまいますよね。しかも、それが興味のない商品の訪問販売の人なら尚更です。できるだけ時間をかけずにさっさと断ってしまいたいものですが、毎回うまく断れなくて困っているという人も多いのではないでしょうか?

基本的に、訪問販売はドアを開けずに対応する事が最も手軽で、かつ相手に「断りたい」という意志を伝える事ができます。そのため、元々予定に入ってない人なら、どんな人がきても居留守をして無視する、という方法も有効な手段として有名なくらいです。

ですから、訪問販売を断るのに最も有用なものとして、まず玄関の設備が挙げられます。最近は一人暮らし向けのアパートでも、画面付きのインターホンを設置している住居が増えてきています。画面付きのインターホンなら、直接顔を合わせる事もなく訪れた人と会話ができるので、突然の訪問販売でも断りやすいですよね。もし貴方が、上京して一人暮らしを始めるとか、ちょうど引っ越しを考えている人なら、できれば画面付きのインターホンのある物件をオススメします。

しかし、昔から住んでいる実家だったり、家賃の関係上、そういう設備のない古い住宅に住んでいたりすると、チャイムが鳴っただけでは誰が来たのか分かりません。チャイムが聞こえた時、たまたま寝起きで、近所の人の回覧版等と勘違いしてドアを開けてしまい、訪問販売だった…。断ろうにも相手の勢いに負けて、とりあえず数分営業トークに相槌を打っていた…。そんな経験がある人も多いはず。うっかりドアを開けてしまった場合は、どう断るのがスマートなのでしょうか?

まず、覚えて頂きたい心構えとして、絶対に今後も必要ないと思えるものは、最初から「いらない」と断れるようにしましょう。最近の訪問販売では、最初からいきなり商品そのものを売ったり、契約して下さいとアピールするのではなく、商品サンプルを無料配布、という方法で興味を持ってもらおうというスタイルが多くなっています。「無料ならいいか…」と、とりあえず化粧品や食品のサンプルをつい貰ってはいませんか?

実は、訪問販売のノウハウとして、このような些細なキッカケでも一度受け入れてもらえば、その後契約に繋がりやすくなるという法則があります。ですから、一度サンプルを受け取ってしまうと、その後も定期的に訪問販売員が訪れるようになる事があります。訪問販売に来て貰いたくないと思っているのなら「サンプルも不要です」と、ハッキリ意志表示をするべきなのです。

スマートな断り文句の例文は様々です。極端な話、「二度と来ないで下さい」と、強めに拒否する位でもいいのですが、ハッキリとは言いづらい、という場合は、「私にアピールをしてもどうしようもないよ」という事を伝えてみるといいでしょう。例えば、新聞や保険、化粧品等の一般的な訪問販売なら「親戚が同業者だから」という断り方があります。「母が△△保険で働いてて、既に加入しているから…」という感じです。嘘でも相手には分からないので「嘘も方便」だと思いましょう。

他にも、「ウチではそういうものを購入する時は、旦那が決めるルールなので…」「今、親が不在なので分かりません…」と自分では購入する権限がない事を伝える方法もあります。但し、こちらの場合、鋭い訪問販売員なら「では、旦那さん(親御さん)はいつ頃お帰りですか?」とすかさず聞かれてしまう事があります。その場合「詳しく予定聞いてないから分からなくて~…」と、はぐらかしたりしなければならないので、注意が必要です。