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好きではない異性からの誘いを、相手を傷つけずに回避する方法

前々から気になっていた異性から食事に誘われれば「もしかして脈アリ!?」とドキドキしてしまいますし、告白なんてされれば嬉しいものですが、自分にとってあまり印象がなかった異性からの誘いとなると、ちょっと困ってしまいますよね。友人数人で集まって楽しむ飲み会の誘いならともかく、2人きりでの食事の誘いだと、気軽にオーケーしたらこちらも気があると勘違いされてしまいそうですし、それを知り合いに見られでもしたら噂になってしまいそう。そんな風に後で困らないように、そのような誘いは断るべきですよね。好きではない異性からの誘いを、相手を傷つけないように断る方法をお教えします!

まず、「仕事等、予定が合わなかったり時間がない理由を言って断る」パターンです。「今日は仕事で忙しいからムリ」「その日は予定が入っているからダメ」等と言って断ります。基本的には、この断り方が一番無難です。二人きりでの食事の誘いでも、ディナーではなくランチだったり、そこそこ仲の良い人であれば、単純に友達として誘っている可能性もあります。ですから、初めてのお誘いなら、深読みしすぎずに、まずはスケジュールが合わない事を理由に断るのがスマート。

但し、少しでも気があってお誘いしている異性の場合であれば「じゃあ、いつなら都合がいいかな?」と聞いてきたり、「それなら来週また誘うね!」と次の機会を作ろうとする事が多いので、万能ではありません。

ですから、次に有効なのが「彼氏(彼女)がいるから、行けません」と断わるパターン。仕事等で予定が合わないと言っても、何度もお誘いをされる時にはこの断り方。実際に彼氏(彼女)がいなくても、パートナーがいるからと言った方が相手は納得できますし、今後自分への誘いを諦めさせる事ができます。しかも、「彼氏(彼女)に浮気と勘違いされたくないので、ごめんなさい…」と言えば「彼氏(彼女)に一途な人なんだな」と分かるので、好印象になりますよね。友人として元々仲の良い人なら、「○○さんや△△君とかを誘って皆で飲みに行くなら大歓迎だよ!」と付け加えれば、良い友人関係をそのまま続けられますよ。

ちなみに、どんなに相手が自分のタイプの異性ではないからといって、ストレートに「あなたとと二人きりは絶対にイヤ!」と言って断るのはタブー。断る時は素直にハッキリ言って欲しい、という人もいますが、流石にこの言い方だと相手は絶対に傷ついてしまいます。「あなたは面白い話をしてくれて楽しいし、ステキな男性だと思っているけど」「あなたとはいつも楽しく遊べる良い友達と思っているんだけど」等、相手を褒めるフォローをしつつ断るのがベターです。

どちらの断り方も、一応嘘だったとしても通用します。しかし、後でバレてしまわないよう注意しなければなりません。例えば、「彼氏(彼女)がいる」という理由で断ったにも関わらず、後から自分の知り合いから彼氏(彼女)がいないという事がバレてしまうとか、「仕事で行けない」と言ったにも関わらず、一人で買い物をしている所を見られてしまうという事があります。すると、再度誘いが来たり、「なんで私の誘いを断るの?」とストレートに聞かれたり、面倒な事になってしまうかもしれません。

ですから、もし断る理由として嘘をつくのであれば、自分の友人や周囲の人に口裏を合わせてもらうという方法も考えておきましょう。相手が同じ職場の人で、嘘で単純に「仕事があるから」と言ってもバレそうなら、「その日は先輩の○○さんと一緒に食事をする先約が入っているから」と言って外出は避け、先輩にもアリバイ証明に協力してもらう、という流れの方が安全です。